身体の診かたの講義と実践・11月の薬草講座2・3
16日と17日の2日間はみっちり朝9時からはじまりました。
朝ごはん用意しながら昼のお弁当を作りつつ、食べ終わって講座の準備をしている途中にもう生徒さんが来るって感じなので、大変でした。晩ごはんの仕込みができなかった(←自宅で先生や数人泊めながら食事の用意しながら講座の準備なのであります 汗)
今回からぐんとレベルアップなので、みんな真剣です。
東洋医学的な身体の巡りの考え方は紀元前に確立されているのです。
紀元前の知識と言っても驚くなかれ。だって人間は紀元(キリストが生まれた)より700万年前から存在していて、生き残ってきた。つまり、病気と戦ってきたんですから。そして、回復に成功した知識を脈々と子々孫々繋いできたんです。
そして東洋では、紀元前1500年、殷の時代に原子的医術から「経験的医術」に発展します。
紀元前200年くらいからの、前漢後漢の時代に文字で編纂され「中国古代医学の薬物学や鍼灸学が一応完成」するのです。
その後はインド医学との融合、その後シルクロードや海上交通で東西交流もさかんになって、、、私達の時代までさらに2000年くらい経ってますからね。何が変わったのかというと、人間の身体が変わらないのだから、知識の踏襲で今に至るわけです。
昔はエコーもCTもなかったので、すべて触れることで身体の声を聞いていたのです。
耳を澄まし、指の感覚を研ぎ澄まし、精神を集中すると見えてくる。
やり方を教わったら、練習あるのみ。
来られなかった人は来年ついてくるのが大変になるから、ビデオも録画。なんとか足並み揃えなければ、ね。
今日の薬草茶。
葛根(私が掘りましたよw)
桑の葉(私が採ったよ)
アカメガシワ(私が採ったよ)
山芋
陳皮
シナモン
棗
(黒文字を入れたいところだったが、見つからず)
山芋でとろりと優しい味。
薬草茶パート2
アカメガシワ、キハダ、羅漢果、棗、人参、桃仁、陳皮
甘くて美味しい。
午後は、生徒のうち我こそは診てほしいって6人が選抜されて、実際に先生に身体を診てもらい、先生の診断に合わせて、ここが硬い、ここが腫れてる、ここのツボが浅い、ここは熱を持ってる、実際に一緒に触らせてもらいながら、「何が良い状態なのか」自分と比べたりして考えました。
今日を迎えるまで、薬草なんて西洋薬のサポート、身体に触れたからって自分の病気はかんたんに治せないと思っていた人々が、翌日は血色が良くなり、つらい痛みがなくなり、痛み故体を固くして過ごしていたのが、すっかり気持ちがほぐれて、顔つきまで柔らかい笑顔に変わり、よく笑うようになったことに、診てもらわなかった人たちはびっくり。
半年前に診てもらった人は、その時先生に言われたことを一生懸命改善の努力をした結果、前回の悩みがほとんどなく、肌に触らせてもらうと、とてもきめ細かくしっとり美しく変わっていたことに、またみんなびっくり。
努力が実ることを学んだのでした。
この講座の目標は、先生に診てもらうところから、自分で自分の身体を診られ、ケアできるようになること。学び続けるのみ!なのですが、来年にむけて向学心がムクムクと刺激された2日間だったみたいです。
3日終わったところで、この夜は一品持ち寄り交流会。
みんながわいわいおしゃべりしている最中、先生は何をやっているかと言うと、オンラインゲーム!ええーて感じでしょ?講座では神がかってるのに、終わると子供に戻る神原先生です。
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