薬草研究
野草の秘めたる薬効を、暮らしの中へ。
私が、神原先生に付いて薬草と身体のバランスの整え方を学ぶようになって3年目です。
それまでの私は薬は薬局で買うもの、不調があれば病院へ行けばいいと、別の道があることを考えたこともありませんでした。
そこら辺の草を薬草として取り入れることに、「わかるけど、効果は薬に比べて薄いんでしょう?」と思っていましたが、「病気になってから飲む薬」ではなく、「病気になる前の不調のシグナルを感じた時に養生するための薬草」だと知りました。
そして、発病前に未然に防ぐことで、病気まで悪化させない という薬の飲み方だと身体に優しい。
もし自分や家族が朝起きて不調の時に、どうやって身体の声を聞けばよいのか、どうやって身体を労ればよいのかを知っていると、病気になる前に自分の治癒力で回復させられるのです。ひどく痛くなる前に、子供を助けてあげられるのです。
なぜ私達は、こんなすごい先人の知恵を忘れてしまったのでしょう。
そして、お金を払うものの方が効果があると思うようになってしまったのでしょう。
沢山の野草の、その秘めたる力を学ぶ楽しさを多くの人に知ってもらい、元気を取り戻すために薬草を毎日の養生に取り入れられるように、、、「薬草講座」を主催した理由です。