フェアリーリング。
八ヶ岳の麓にある縄文時代のストーンサークルの横に、フェアリーリングを発見しました。
キノコがきれいな輪を描いてはえている現象。
妖精が輪になって踊った後だとか、この輪の中に入ると「別の場所や、過去や未来へ行き来できる扉」「妖精界の入り口」色々な説が世界各地で言われています。
さて。
粘菌を飼っていた私から見ると、地面の中を菌糸が放射状に模索するように伸びていき、中心部から死滅していく様子が透けて見えて、違う意味でわくわく、感動します。
菌糸の成長速度からの移動距離の限界地点にキノコが生えるから、この円の中心にいたはずのキノコから、こうして水の波紋のように広がった同心円ができます。
自然は一定の法則でできている。
それを見つけた時、物言わぬ彼らの懐にまた一歩近づけたようで、嬉しくなります。
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