冬の薬草講座 11月15日〜18日
自分の身体のことを一番わかっていないのは、本人です。
それは、脳が嘘をつくから。
辛く思ったり痛かったはずなのに、辛さや痛みに慣れてその状態を普通に思わせてしまう。体が歪んでいるのに、感覚を補正だけすることで歪みを感じなくしてしまう。その煽りをくって、身体の負担は増すばかり。耐えきれなくなった時、病気となって症状が現れます。
身体に聞く方法を知ったら、今あなたが「何かおかしいのだけれど、言葉にできない」状態を読み解くことができるのです。
「身体に聞く」ってどうやるの?
病院へ行っても「そういう時もあります」と帰された「単なる」痛みや辛さが、自分以外の人にわかってもらえるもの?
今回は、希望者の中から数人の身体を先生に診てもらいながら、皆で「身体に聞くとなにがわかるのか」を手で触れたり目で見ながら感じていきましょう。
来年5月からの神原講座(年4回)は、「自分で身体を診られるようになろう」がテーマです。5月までに5ヶ月あるので、じっくり練習していきましょう。
まず学ぶのは脈診のやり方。
学んでもすぐには出来ないものですが、日々自分の脈、家族の脈をとらせてもらううちに、ある日「あ!」となるはずです。
もう一つは舌の見方を学びます。
舌を毎日見る人のほうが少ないと思いますが、是非毎日鏡を覗いてみてください。
舌の状態が毎日変わること。そして、舌が赤い、白い、ひび割れが出来ている、震える、テカテカしている、その情報にはすべて意味があることを学ぶと、舌で体調がわかるようになりますよ。
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薬草学は、「身体の見方」と「薬草の知識」の2つが必要なので、同時に薬草の修治の方法も学びます。
植物には多かれ少なかれ身を守る為に毒があります。
春に私達は、薬効以外の不要な毒を除いて「薬草」に仕立てる方法の「基本」学びました。
今回からは「例外」を勉強していきます。
11月は、薬草の中でも加減が難しくて失敗者続出の「蒸す」修治。実際に火加減や香りを嗅いで正しい「蒸し方」をきちんと教わりましょう。
長野が特産の、秋に掘り上げる「朝鮮人参」も修治の難しい薬草です。
(ただ、今年は収量が激減している為に、講座に用意できるか11月に入らないとわかりません。現在色々問い合わせている最中です。幸運を祈りましょう)
「生姜」「うこん」なども教えてもらいます。
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半日は植物採取をします。
色々な根っこがあります。
この時期に掘れるものを掘りましょう。
11月
15日 14:00 ~ 17:30 薬草採取と修治
16日 9:00 ~ 11:00 脈診・舌診の講義と実践
12:00 ~ 17:30 実際に身体で学ぶ①
17日 9:00 ~ 11:00 身体の見かた講義と実践
12:00 ~ 17:30 実際の身体で学ぶ②
18日 9:00 ~ 12:00 「蒸し物」の修治。
講座受講者で11月参加を希望される方は、何日希望と書いてメールをください。
(今年の新規参加者は受け付けていません)
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