聖ヨハネの聖水を。

さて、イタリアはマルケ州に住む友人の方では、「泉の水にハーブや花を入れ、一晩月光に当てることで植物や月のエネルギーを水に封じ込め、その水で顔を洗うことで自然のエネルギーにあやかる」という風習があるのだとか。

使う花はこれといって決まりがあるわけではないそうです。

でも、西洋オトギリ草は聖ヨハネの花というそうで、あるならそれを入れたものが正式。うちで育っているオトギリ草の花は今年は間に合いそうにないな。来年に期待。

香りのいい初夏の花、身近にある花を使うとよいとのこと。

さっそく、今夜のために森を歩いてみました。

歩いているとなんとなく白い花、地味で小さな花が多いなと思っていたのですが、まとめるとなんとも言えない優しい組み合わせになりました。

森の花ってきっと、存在が地味で、寄せ集まった時に美しいから、森にいると癒やされるのかもしれないですね。今日はそんな発見をしました。

森の花の中で一番目を引くのがこのオダマキ。

去年、夫が我が家を作るのに伐採して森を切り開いたおかげで、地面に陽が当たるようになって最初の年。自然に生えてきたのがこのシックな色合いのオダマキです。

王冠のよう。上に点々と宝石が付いてるみたいですね♪

さて、夜にこの花を浮かべて聖水を作ってみようと思います。